大甕神社・宿魂石の伝説・船の錨
ろ -RO-
櫓をにぎる 漁師のささえ 倭文神
櫓をにぎる 漁師のささえ 倭文神
<大甕神社>
久慈町の鎮守である大甕神社は、社伝によると1689(元禄2)年に石名坂村から現在地に移り、1695年(元禄8)年に社殿が建てられ、遷宮が完了したといわれています。当時は倭文明神とも呼ばれていました。神社にはいまも船の錨などが奉納されており、漁業関係者の信仰の深さがうかがえます。 拝殿の背後には、巨石伝説で知られている「宿魂石」があります。また、境内のスダジイを中心とした常緑広葉樹の樹叢は、日立市の天然記念物に指定されています。
2003年5月 撮影