ひたち郷土かるたの遊び方


1.方 法
3人1組で、1組対1組で勝負する。
予選はリーグ戦とし、決勝は各コートの1位の組がトーナメント方式により競技する。
2.準 備
審判は、取り札をよく切り、28枚ずつに分け、競技板の中央に伏せて置く。選手は3人が横1列に並び、対戦相手と向かいあい、離して座る。 リーダー(中央の人)同士でジャンケンをし、勝った組の人は、前に置かれた取り札のどちらかを取って自分たちの前にひざから10㎝はなして2列(上段15、下段13ずつ)に並べる。負けた組の人も、残った取り札を相手の並べた取り札から3cmはなして同じように並べる。
3.競技方法・注意事項
競技方法 注意事項
読み手 取り手
スタート 競技位置図のように座る

● 競技開始までは、選手は正座をし、静かに待機する

競技

読み札をよく切っておく

「では、始めます」と言って、札をゆっくり読む。

もう1度、読んだら
「次、読みます」と言って、次の札をゆっくり読む。
(読み札は2回読む)

=同じ方法で、読んでいく=


読まれた札を取る



読まれた札を取る

=同じ方法で読まれた札を取っていく=

●競技の始めと終わりには、お互いに「礼」をする 「お願いします」(進行係がする)

●札が読まれるまでは、両手は膝の上におく。
腰を浮かしてもいけない。

●札を取るときは、片手だけを使って、押さえるか、はじくかする

●試合中は札を動かさない(動いた札は元に戻す)

●同じ札に複数人の手がついたら一番下の人が取る。同時の場合はジャンケンとする。
その他の場合は、表を参照

●読み札でないものを取ったら「お手付き」になる。(お手付きの場合を参照)

●相手に不満があっても、直接「言い争い」をしないで、審判を通して意見を述べましょう。

●リーダーが数えている間、選手は席を立たず静かにしている

・取り札が残り2枚になったら
読み手は「札の確認をします」と言い、2枚の札を読む。
2枚を中央に30cm離して横に並べ、それぞれの組のリーダーが代表して勝負する

・ゲームが終了したら
リーダーは自分たちが取った札を数え、審判に報告する
勝敗 勝敗は、各取り札を1点とし点数が多い方が勝ちとする。同点の時は、取り札に「り」を役札とするので、役札を持っている方を勝ちとする。
スタート 【競技方法】
競技位置図のように座る
【注意事項】

● 競技開始までは、選手は正座をし、静かに待機する

●競技の始めと終わりには、お互いに「礼」をする 「お願いします」(進行係がする)

●札が読まれるまでは、両手は膝の上におく。
腰を浮かしてもいけない。

競技

【読み手】
読み札をよく切っておく
「では、始めます」と言って、札をゆっくり読む。


【取り手】
読まれた札を取る

【読み手】
もう1度、読んだら
「次、読みます」と言って、次の札をゆっくり読む。
(読み札は2回読む)

=同じ方法で、読んでいく=


【取り手】
読まれた札を取る

=同じ方法で読まれた札を取っていく=

【注意事項】

●札を取るときは、片手だけを使って、押さえるか、はじくかする

●試合中は札を動かさない(動いた札は元に戻す)

●同じ札に複数人の手がついたら一番下の人が取る。同時の場合はジャンケンとする。
その他の場合は、表を参照

●読み札でないものを取ったら「お手付き」になる。(お手付きの場合を参照)

●相手に不満があっても、直接「言い争い」をしないで、審判を通して意見を述べましょう。

●リーダーが数えている間、選手は席を立たず静かにしている

・取り札が残り2枚になったら
読み手は「札の確認をします」と言い、2枚の札を読む。
2枚を中央に30cm離して横に並べ、それぞれの組のリーダーが代表して勝負する

・ゲームが終了したら
リーダーは自分たちが取った札を数え、審判に報告する
勝敗 勝敗は、各取り札を1点とし点数が多い方が勝ちとする。同点の時は、取り札に「り」を役札とするので、役札を持っている方を勝ちとする。

※読み札は2回読むことが原則であるが、2回読み終えても取れてない場合は、取れるまで読む



■「お手付き」の場合

読み札でない札を、味方の誰か一人でも、最初に取ったら、「お手付き」として、読み札を相手に渡す。

味方の3人がそれぞれ同時に「お手付き」をしても、相手に渡す札は、読み札1枚でよい。

※また、最初に同時に次のようになった場合、人数に関係なく、別表を参考にする。


Aチーム Bチーム 判 定
読み札と読み札でない札
どちらも取った場合
どちらの札も取った場合 ジャンケンで決める
読み札だけを取った場合 Bチームがもらう
読み札でない札だけを取った場合 Aチームがもらう
どちらの札も取ってない場合 ジャンケンで決める
読み札だけを取った場合 どちらの札も取った場合 Aチームがもらう
読み札だけを取った場合 ジャンケンで決める
読み札でない札だけを取った場合 Aチームがもらう
どちらの札も取ってない場合 Aチームがもらう
読み札でない札だけを取った場合 どちらの札も取った場合 Bチームがもらう
読み札だけを取った場合 Bチームがもらう
読み札でない札だけを取った場合 ジャンケンで決める
どちらの札もとってない場合 Bチームがもらう
読み札と読み札でない札どちらも取らない場合 どちらの札も取った場合 ジャンケンで決める
読み札だけを取った場合 Bチームがもらう
読み札でない札だけを取った場合 Aチームがもらう
どちらの札も取ってない場合 最初に読み札を取ったチーム
【Aチーム】読み札と読み札でない札 どちらも取った場合 【Bチーム】どちらの札も取った場合
【判定】ジャンケンで決める
【Bチーム】読み札だけを取った場合
【判定】Bチームがもらう
【Bチーム】読み札でない札だけを取った場合
【判定】Aチームがもらう
【Bチーム】どちらの札も取ってない場合
【判定】ジャンケンで決める
【Aチーム】読み札だけを取った場合 【Bチーム】どちらの札も取った場合
【判定】Aチームがもらう
【Bチーム】読み札だけを取った場合
【判定】ジャンケンで決める
【Bチーム】読み札でない札だけを取った場合
【判定】Aチームがもらう
【Bチーム】どちらの札も取ってない場合
【判定】Aチームがもらう
【Aチーム】読み札でない札だけを取った場合 【Bチーム】どちらの札も取った場合
【判定】Bチームがもらう
【Bチーム】読み札だけを取った場合
【判定】Bチームがもらう
【Bチーム】読み札でない札だけを取った場合
【判定】ジャンケンで決める
【Bチーム】どちらの札もとってない場合
【判定】Bチームがもらう
【Aチーム】読み札と読み札でない札どちらも取らない場合 【Bチーム】どちらの札も取った場合
【判定】ジャンケンで決める
【Bチーム】読み札だけを取った場合
【判定】Bチームがもらう
【Bチーム】読み札でない札だけを取った場合
【判定】Aチームがもらう
【Bチーム】どちらの札も取ってない場合
【判定】最初に読み札を取ったチーム

読み札を最初に取り、次に他の人が、「お手付き」しても、お手付きにはならない。



■取り札が残り2枚になったら
読み手が残った2枚の札を読むので、正しいか確認してください。確認が終わったら、
2枚を真中(赤いマーク)に、30cm離して横に並べ、それぞれのチームリーダー(組の中央の人)が代表して勝負する。(札の向きは、お互い向き合うように置く)初めの1枚を取った者が残りの1枚も取る。
・最後の2枚になった時、2枚でない場合
→多い場合
・余った取り札は審判預かりとする
→少ない場合
・2枚そろえてから行う
・2枚でも間違っている場合
→間違っている札は審判預かりとし、2枚そろえてから行う

■ゲームが終了したら
リーダーは自分たちが取った札を数え、審判に報告する。
リーダーが数えている間は、選手は席を立たずに静かにしている。
■勝敗
勝敗は各取り札を1点とし、点数の多い方が勝ちとする。
■同点の場合は
取り札「り」を役札とするので、役札を持っているチームを勝ちとする。役札が審判預かりとなっている場合は、リーダー同士による1回勝負のジャンケンとする。
■決勝トーナメントへの出場チームの決め方
1 各コートの予選リーグでの勝敗で決定する。
2 勝敗が同じ場合は、総得点の多いチームの勝ちとする。
3 総得点も同じ場合は、役札の数の多いチームの勝ちとする。
4 役札の数も同じ場合は、リーダー同士による1回勝負のジャンケンとする。
■相手が棄権した場合は
28対28で役札を取ったものとして不戦勝とする。
■審判の注意
① 競技の始まる前に、審判は、取り札をよく切り28枚ずつに分け、競技板の中央に伏せて置く。
② 選手が座ったら、チーム名を確認し、記録用紙に記入する。
③ 特に下記の読み札は、間違えやすいので注意して審判する。
・「玉簾寺(ぎょくれんじ) 安産祈って 滝を見る」は、[]です
 「郷土史を(きょうどしを) たどれば学校 山尾城」は、[]です
・ともに【く】で始まります。取った絵札を確認する。
 「久慈川は(じがわは) 市民の水源 大切に」
 「櫛の歯で(しのはで) 波形つけた 十王台式土器」

・「んこんと 神秘の水わく 泉が森」は、[]です
 「碁石(ヶ)浦(いしがうら) 宿も楽しや 鵜の岬」は、[]です
・「芝滑り(ばすべり) 歓声あがる 小木津山」は、[]です
 「十王の(じゅうおうの) きれいな川に 鮭の群」は、[]です
・「諏訪神社(わじんじゃ) 万年太夫と 水穴ロマン」は、[]です
 「ズリ山の(りやまの) 跡もきれいに ゆうゆう十王」は、[]です
・「田村麻呂(むらまろ) 戦勝祈願の 駒つなぎ」は、[]です
 「ダム望む(むのぞむ) パノラマ公園 花吹雪」は、[]です
・「伝説に(んせつに) 馬の足跡 小貝浜」は、[]です
 「天空に(んくうに) 相輪つきでる 五重の塔」は、[]です
・「日立港(たちこう) 世界に開く 海の玄関」は、[]です
 「ンク色(ぴんくいろ) さくらダコは 市のさかな」は、[]です
・「るさとの 原始を伝える 貝塚あり」は、[]です
 「武勇伝(ゆうでん) 奇石や神社に 堅破山」は、[]です
・ともに【】で始まります。取った絵札を確認する。
 「仏ヶ浜(とけがはま) 無事を祈って 旅へ出る」
 「北限の(くげんの) イブキ樹叢は 記念物」

・「領内一(りょうないいち) 日の出めでたし 黄門さん」は、[り]です
 役札です。

・「を(お)しまれて 共楽館は 文化財」は、取った絵札が[を]であるか確認する。
④ 下記のような時、審判は手(旗)を上げて、知らせる。
(問題が解決するまで手をあげている)(審判部長が即座にかけつける)
・読み手の声、けが、争い、その他不都合があった場合
・同じ札に複数人の手がつき、同時の場合 →表を参照
※同時ジャンケンは、一試合3回程度にしてほしい。(時間の関係上)
 同時ジャンケンは、一対一とし、審判が選手を指名し行う。
・2回目を読みにかかっても取る気配がない場合 →即座に手をあげる。
取り終えたら手をさげる。
・最後の2枚になった時、2枚でない場合
(読み手が残り2枚の札を読みますので、必ず確認してください)
 
 →多い場合
 ・余った取り札は審判預かりとする
 →少ない場合
 ・2枚そろえてから行う
 →2枚でも間違っている場合
 ・間違っている札は審判預かりとし、2枚そろえてから行う
④試合が終わったら、結果を記録用紙に記入し、記録係りに渡す。
役札をどちらのチームが取ったかを書く。(○・×)
(記録係が取りに行く)


Copyright(c) 2003 Hitachichuo Rotary Club All Rights Reserved.

TOP