む -MU-

昔の遺産 かんぶり穴や 古墳あり

<かんぶり穴>
西暦550年ころの古墳時代の後期になると、日立地方には、台地の斜面などに横穴を掘って墓とする横穴墓が伝わり、前方後円墳などのように土を盛りあげる古墳とともに、久慈川や十王川流域などでは盛んにつくられました。
川尻町の十王前横穴墓群(かんぶり穴横穴墓群)のなかの3基の横穴墓には、線で文様を刻み、それに色をつけた壁画が描かれています。こうした壁画は九州の熊本県などに多くみられ、両者の関係が注目されています。

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